2003年5月22日 AM8:30
久磨は、13歳5ヶ月で短い生涯を静かに終えました。
一休み
若い時 大病を患ったせいか、父・次朗 母・冨士よりも若い逝去でした。

今年に入ってから 随分体力が無くなり本当に老犬というのが相応しい程の弱り方で、年月というのは、たしかに経っていました。
可愛い、可愛い次朗と冨士の息子
全員が元気な時の、この家族を目に浮かべながら
 一つの時代・一家族が終了したのを、しみじみ実感しています。

久磨が誕生したのは、1989年12月20日次朗・冨士の初めての子供のうちの一匹でした。当時小学生だった息子が、久磨を気に入り毎日抱いて寝ていたことを昨日の様に思い出します。私達親子と次朗親子は共に同じ時代を過ごしました。
一人っ子の息子にとって久磨はまさに弟でした。
次朗・冨士と相次いで逝った後 久磨は大事な忘れ形見でした。

頭でわかっているのですが、久磨の年を数えたくはありませんでした。
神様はなぜ犬の生涯をこんなに短くお作りになったのでしょうか。

小学生だった息子も今年25歳 久磨の最後には、間に合いませんでした。
本当に一つの時代が終わったようです。

休憩中ただ 最後が苦しまずに静かに逝ったのが、せめてのなぐさみです。
もう年の近い子を一緒に飼うのはやめたいと思っています。
何年も楽しい思いを過ごさせてくれた次朗家族。
でも逝くのも立て続けでした。
見送るのも飼主の勤めですが、こんなに辛く悲しいことはありません。

久磨をきっと父・次朗 母・冨士がむかえに来たのでしょう。眠るように逝きましたから。

      天国で家族なかよくね。   【2003−5−23】



  
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